地面反力を無駄なく活かす!無理なくストライドを伸ばすランニングフォーム②

こんにちは!

日々楽しく走っている星野です!!

3ヶ月連続で走行距離は200kmを超えそうです。

こんなことは初めてだな〜

いかに走る量を少なくして良い記録を出そうかと走っておりましたが、

長い距離を淡々と走るのがおもしろくなってしまい、

今までにない境地で走ることを楽しんでいます。

たとえ20kmの距離を練習する時であっても、

ひたすらに意識し続けるのは「ランニングフォーム」です。

そうすると月間200km以上走っていても未だ動きの中に気づきがあります。

そんな研究の成果として、今回も無理なくストライドを伸ばす方法としての感覚をお伝えしたいと思います。

1、仙骨を前傾させる

2、大腰筋を伸展させる

です。

1、仙骨を前傾させる

仙骨とは右寛骨と左寛骨に挟まれたこの赤丸印の部分。

背骨の一番真下に位置する骨にもなりますね。

厳密にいうと「骨盤の前傾」と「仙骨の前傾」は違います。

「仙骨の前傾」は、

身体を動かす上で、骨盤と体幹の安定性につながります。

解剖学的にみてもそのように説明ができます。

すると股関節が動かしやすくなります。

股関節の自由度が増すことで、

脚のストライドが伸びやすくなります。

さらには人体全体の重心位置でもありますから、

重心の前傾も促進され無理なく前へ進みやすくなります。

2、大腰筋を伸展させる

背骨と股関節を繋ぐ「大腰筋」は、

体幹の深部にありなかなか意識をしにくい筋肉です。

大腰筋+腸骨筋で腸腰筋とも言ったりしますね。

最近、僕自身としても

この筋肉の存在がはっきりと体内にあることがわかるようになったこともあり、

離地の局面ではこの大腰筋と内転筋群を使うとより地面反力が得られると感じています。

これまでは、股関節伸展をざっくりと意識していたため、

お尻やハムストリングの感覚かと思っていたのですが、

これらの筋肉は着地時の伸張性収縮で使われるため、

役割を分担してみようと思ったのがきっかけで、

じゃあ離地局面は?と考えたときに

「大腰筋」が適任だと考えたわけです。

これまで形として出来上がっていたランニングフォームではありますが、

仙骨のやや前傾と大腰筋の感覚を意識することで、

ストライドが数値としては5cmほど無理なく伸びました。

離地局面での大腰筋の伸展を意識し走ることでより大腰筋を感じることもできます。

昨今「カーボンプレート」内蔵のシューズがある中で、

このカーボンの役割をどのように人体で再現するのか?

ということが研究材料となっています。

現在の私の考えでは「カーボンプレート」の反発は

明らかにストライドを増やすものだと捉えています。

だとすると、

カーボンプレートのような反発を自らの脚で効率よくおこなうことができるはずですよね。

これはあくまで私の身体の感覚でお伝えしています。

ランニングフォーム作りの1つの参考となれば幸いです。

星野