太ももばかり使ってしまうランナーが「脚やせ」するために大事なこと

こんにちは!

日々楽しく走っている星野です。

夏は、山がいいっすね。

アスファルトのない、木陰を進んでいくのはなんとも清々しい!!

風も気持ちいいし、水も冷たい!!

心地よく汗をかくことができます。

先週は行けませんでしたが、

毎週「猿投山」に登りたいと常に天気予報とにらめっこしています。

ダイエットのために、

もしくは下半身太りを解消するためにランニングを始めた。

という目的の方がおられるやもしれません。

しかし、

走っていても一向に脚が細くならない!

なんなら太くなった気がする!

という方もいるのではないでしょうか?

残念ながら走る「量」を増やしたところで、

あなたが望むような脚の形にはなりません。

走る「質」いわば体の使い方の「質」を変えなければ、

あなたのカラダ、カタチは変わらないのです。

Eさんのビフォーアフターを見てください。

今から3年前に撮ったものです。

そしてこれが現在。

脚の形の違いがわかりますかね?

背面の写真で比べれば、お尻ともも裏の境目ははっきりと分かりやすくなっていますし、太ももを含め脚全体が細くなっていることが分かると思います。

横向きの写真で比べれば、太もも前側の膨らみが全く違うことが分かると思います。

3年前の写真との比較ですが、2年前の写真は比べるには分かりにくく、昨シーズンのものは撮影を忘れてしまったため記録にないのですが、昨年もまだビフォーのときと同じ体型だったと言えます。

ですから、現在の体型に至ったのは昨シーズンの1年間と言っても間違いない。

ではなぜこの1年間で脚の形がこうも変化したのか?

細かく説明すると専門用語満載になってしまいますので端的に言うと、、、

股関節の動きが変わったから

です。

お尻が使えるようになった

そう表現しても良いのかもしれません。

要するに

Eさんの股関節を含む脚の動きの「質」が変わったからなんです。

Eさんは私と出会う前からランナーでした。

私のランニング講座などに加わっていただく前からランニングを継続しています。

ナゴヤウィメンズマラソンもすでに3回走っていましたし、

すでにしっかりとランニングキャリアはありました。

ですからこれまでもフルマラソンに向けて年間通して走ってはいました。

走っていましたが特に体の姿、形に変化はありません。

それもそのはず、走る「量」が増えたところで、

脚の使い方や身体の使い方はなにも変わってないわけですから、

これまでにプログラムされている動きをただただ繰り返すだけ。

カロリーを消費するための運動にはなりますが、

体の動作や使い方までが勝手に変わることはありませんし、

自身の体はこれでいいとさえ錯覚しています。

しかし、

本来の人体の動き通りにランニングを適応させれば写真にあったように体は変化します。

走っていて太ももばかりが疲れる、筋肉痛になる、

というのはランニングにとってはおかしな話で、

このようなランナーにとっては、

たくさんの「量」を走れば走るほど

太ももばかりが使われてしまうわけですから、

どんどん太くなってしまうことだって有り得るわけです。

1年でこれだけ脚の形状を変化させられるなんて、Eさんの努力と高い意識の賜物でしかありません。

まずはランニングにおける「量」よりも「質」を実践し、結果を出していただいたEさんに感謝したいと思います。今シーズンもとっても楽しみです。

星野

追伸

じゃあどうやったら「質」は変えられるの?

「量」は1人で取り組むことができますが、

「質」は1人では難しいです。

トレーナーである僕でさえ自分の動きに気づけないことがありますから。

走りやカラダの「質」を変えたい方はトレーナーやコーチなど、

身体のスペシャリストと取り組むことをまずはお勧めします。