おはようございます!
日々楽しく走っている星野です。
現在は、もちろん休息中。
ですが、
今となっては、
日曜日に100kmも走ってきたのか?
14時間走っていたはずなのに、
その時間は一瞬だったような気がして、
昨日からは、ほとんど筋肉痛もなく、
それこそ夢だったのかもしれないなと
不思議な感覚に浸っています。
5月20日の5:00〜19:00
確かに価値ある時間を過ごしました。
14時間、色々と考えた
貴重な一人の時間でしたからね。
【レース前日】
受付を済ませ、コースの説明会に参加しました。
24回も大会を運営しているからか、
ちょっとした気遣いが良かった!
例えば、
100kmという長距離だからか、
ゼッケンがちょっと小さめで、
4枚あったところ。
42kmと71km地点に
着替えやツールを置いておくことができるので、
前もって着替えにもゼッケンをつけられるとかね。
この後、なぜか頭が痛くなった。
普段よりも高地だからか?
1300Mしかないのに??
高山病??笑
【レース当日、スタート直前】
スタートは5:00
昨夜、頭痛は治ったものの、
すでにアドレナリンが出ていたため、
睡眠時間は2時間。
この時期にニット帽?
この日の最低気温は、1.7°
寒くね??
周りのランナーは、半袖、短パンでスタートを待つ中、
長袖、長ズボン、手袋、
今から走るのに3枚着込み、
ホッカイロまで持ち込むこの違い。
ですが、
この厚着が、僕を助けてくれることになります。*1
【スタート〜23km地点(第1関門)】
標高1,355m→1,908mまで登っていきます。
しかも写真を見てもらえるとわかる通り、
足元が砂利やら石になっていて、
要はトレイル区間。
序盤で元気だからいいものの、
結構これが足にくる。
すでにこの時点で、右の股関節、右の脛に違和感も・・・
ですが、
ここでも事前の作戦が功を奏し、足を温存することに。*2
【23km〜50km(第3関門)】
ちょっとのアップはあるけれど、
標高約1,700M→約900Mまで
駆け下りていきます。
この区間で、
自分は下りがやっぱり好き(得意)であること。
そして、
序盤ではよくわからなかった
登りの走り方を学習し、
途中、着替え休憩15分ほどを含め、
6時間30分ほどで、
行程の半分をクリア。
この区間が最も絶好調!!
【50km〜79km(第5関門)】
標高約900M〜1,620Mまで
またもや登り!!
この区間が一番キツかった!
だからもちろん写真もない。笑
71km〜79kmの急な登り坂より、
55km〜65kmの区間が
割と平坦なはずなのに辛かった。
事実、ここで一番タイムを落としているし、
完走できるか怪しくなってきたタイミングでもある。
【79km〜100km(フィニッシュ)】
ここが勝負所と決めた区間。
79km〜85kmまでは下り、
ここで足が使えず、どこか痛みが出て、
ペースダウンすれば完全にアウト!
そのため、
71km地点で両足に処置を敢行。*3
これが見事にうまくいき、
後半多少のアップダウンもあったが、
km/6分45秒〜7分45秒で
走ることに成功!
一気にゴールを手繰り寄せ、
95km地点でようやくゴールを確信。
最後は、
「もう終わっちゃうんだな〜」
「さみしいな〜」
「まだ走れるんじゃないかな?」
という気持ちでフィニッシュラインへ
ゴールにはレッドカーペットと、
たくさんのおかえりのハイタッチが待っていました。
さすがに涙が込み上げましたね。
ここでアドレナリン停止・・・
さっきまで走っていたのが嘘のよう・・・笑
自分で言うのもなんですが、
終始冷静なレース運びでした。
時間を計算しながら、
足を温存しながら、
フォームを意識しながら、
確実に補給をしながら、
そして、
美しい野辺山を楽しみながら、
(奥に見えるのは富士山)
最高に幸せな時間でした。
マラソンにラッキーはない!!
「たまたま完走できちゃった〜」
なんてことはあり得ないのですが・・・
実は僕が完走できたのは、
いくつもの幸運が重なったからこそだったんです。
*印の部分を覚えておいてくださいね。
つづく・・・
星野