その山を越えてゆけ!大激走!!「第7回奥三河パワートレイル」後編

こんにちは!

ようやく筋肉痛が回復するもまだのんびりしたい星野です。

そんな甘い考えで後半戦をスタートさせるも、

奥三河パワートレイルの本当の恐ろしさはここからだったんです。

ということで前回からの続きです。

【38km〜47km】

途中、途中でね、

みんなががんばってーって応援してくれるんです。

本当に力になりました!!

この区間がこのレース最大の難関とされています。

3つ?4つ?の山を越えなければならず、

走っている最中は本当にいつまで続くのこの登り下りは??

って心が折れそうになります。

この辺りから歩くランナー、休憩するランナーが増えてきます。

日中に差し掛かるこの時間帯は当日24°まで上がるという予報。

僕もここからよりがんばりたいと思いましたが、

なんとなく頭がふわっとしそうな感じと、

心拍数はそれほど上がっていないのに、

なんとなく動悸している感じがして、

ここでのペースアップはなにかトラブルを起こしそうと直感、

例えば熱中症とかね(僕はそもそも暑さに強くない)

なので登りは歩きに変更して進んでいきました。

そしてその気温上昇のせいか、

すぐに水がなくなるんです。

エイドで1リットル補給してもらっても、

必ず終盤には水が残り少なくなり、

「水が欲しい!水が欲しい!」

って言いながら走ってましたから。笑

ある意味それもレースを楽しめていたのかもしれません。

第4チェックポイントに着く頃には、

なんと3時間も経過してたんです。

たった9km進むのに3時間かかってるんですよ!!

平坦なら1時間かからずと進めるのに。

つらい!きつい!と距離が比例しないのがトレイルレースだなと、

山を1つ越えても、1kmも進んでなかったりするんですもの。

アップダウンの厳しさがようやくわかってきました。

おそるべしパワートレイル!!

【47km〜54km】

そして僕的に一番きつかったのは、

最難関を越えてからの四谷〜棚山高原区間。

最難関を越えたはずなのに、

同じような状況がまた7kmも続くんです。

景色はいいのにはっきり言って見てる余裕なんてない。

ここも水切れをおこし、やばいやばいと先を急ぎますが、

第5チェックポイントに着くも、

やはりたった7kmでしっかりと2時間を使ってしまう。

さすがに脚の動きが悪くなっている。

これでゴールまでの制限時間は結局ギリギリになってきた・・・

*真っ暗でしたので画像を拝借いたしました。

【54km〜63km】

最終区間コース的にはきつくなかったと思うんだけど、

やはり自分の脚が疲労困憊で使いきっちゃっているので、

思うように走ることができず、9.1kmの行程を2時間半かけてしまった。

日が沈んだ鳳来寺山を初のヘッドライト登頂。

下りに差し掛かったところで、

後ろの人に道をゆずると、(僕のが明らかに足がきつかったので)

「最後の登りきつかったですが、前で引っ張ってもらって助かりました。」

と声をかけてもらったのが嬉しかったな。

そう今回のレースで急登の効率的な登り方って、

もしかしてこうなんじゃないか?と思って、実践してみたんですよね。

そのおかげで、特に斜度のきつい登りを上手に登ることができた。

そこから鳳来寺の名勝・天然記念物とされている

1,425段の石段をひたすらひたすら下り、

下り切ったところで、時計は19:25。

前編の冒頭でお伝えしたように、

制限時間は15分伸びていて、19:45までだけど、

本来の制限時間は19:30まで。

どうせならその時間でゴールしたい!!

ここから自分的におもしろかった。

「あと700mでーす!!」

スタッフの声が耳に入り、700mであと5分。

間に合うかも!!

アスファルトでやや下っているからと、

どれくらいのペースまで上げられるものかと走り出したら、

意外や意外、まだキロ5分半で走る力が残ってた。笑

なら最後にダッシュせず、

もっと途中がんばれよって思うよね。笑

おそらくタイムは19時29分30秒くらいでゴールしてると思う。

なんとか正真正銘の完走を果たせました。

いやーしばらくお山はお腹いっぱい。笑

私個人的にはこのTシャツが気に入ってまーす!

とりあえず4年前のウルトラマラソン同様、

おはようございます! 日々楽しく走っている星野です。 現在は、もちろん休息中。 ですが、 今...

4歳年はとったが、

変わらず長丁場で動かし続ける身体は健在だったいうことにしておこう。

道に迷うようなこともなく、

各所にスタッフさんがいて親切に案内してくれた。

エイドスタッフには気さくに声をかけてもらい、

がんばる元気をもらった。

沿道はマラソン大会に比べれば多くはないが、

それでもウェルカムの雰囲気で声援をくれた。

この4年ぶりのビッグレース

みなさんのおかげで完走することができました!

この場を借りてみなさんに感謝です。

どうもありがとうございました!!

しかしながら、自分の身体よくがんばったな。

褒めてあげたいと思いますし、

しばらく労いたいと思います。

星野