ラクに速く走るためのランニングにおける体の動きを理解する。

こんにちは!

日々楽しく走っている星野です。

4月になりましたね。

長野マラソンに向け、練習を積み重ねています。

毎日10kmくらいは身体を疲労させることなく、

走り続けられる身体になってきたなとは感じています。

ですが日曜は気温のせいか、

20kmほどでも体がキツかったな〜

トレーニングの原則において重要なことは、

やはりランニングでも大事なんだなと。

まぁ考えてみれば当然のことなんですが、

今回はそんな内容をお伝えしたいと思います。

運動するにあたり、

体を動かす方向はこの3つの組み合わせで成り立っていて、

・矢状面(しじょうめん)→手や脚を前や後ろへ振る動き

・前額面→手や脚を横(左右)へ広げたり、閉じたりする動き

・水平面→ねじる、ひねる動き

例えば、

矢状面は前後への動き、前額面は左右への動き、水平面は捻る動き

端的にいえばそんな風に言い換えられるのかなと思います。

野球やゴルフのスイング動作でいえば、水平面上での動きが主体となることはなんとなく想像がつくでしょう。

では、ランニング動作はどの動きが主体となるか分かりますか?

そうですよね。

矢状面での動きが主体となることが分かるかと思います。

前に進んでいくのがランニングですから、

それに伴い、脚や腕を振り、動かしていますよね?

股関節や膝関節、足関節の屈伸、肩関節の屈伸などの動きが

もっとも特徴となるのだと思います。

でも実は、あなたがもっとラクに速く走るためには、矢状面だけでなく、前額面や水平面の動きも感じ取る必要があります。

ランニングにおける前額面の動きとは、

左右に重心を移動させ、片足に乗り込む動作です。

上記の写真だとわかりにくいかもしれませんが、

着地、離地動作は左右への重心移動が伴います。

ランニングにおける水平面の動きとは、

股関節や肩関節の内外旋と体幹の回旋動作の連動です。

体が捻られて使われる感覚は、

なんとなく分かっているのではと思います。

前額面と水平面の動きが感じられるかどうかは、

「脱力」できていて、「ニュートラルな姿勢」を保っていれば、

勝手に起こる動作ですから、

それを感じとり、その動きを強化していけばOKです。

走っていて前額面と水平面の動きを感じられない方は、

体の動き作りとして多少トレーニングでガイドする必要もあるかと思います。

ランニング動作は「矢状面」での動きだけと捉われがちですが、

実は3つの動きがちゃんと合わさって成り立っています。

この3つの動きで走ることができていれば、

よりラクに速く走れるようになり、疲れしらず、怪我しらずのランニングフォームとなります。

ランニングも3つの運動方向を駆使すれば、

毎日ラクに走れるようになるのだなと。

ファンクショナルトレーニングの原則に

そのままあてはまる感じが驚きですね。

やはりランニング動作は、

人体がまずおこなうべき機能的な動作となりますね。

星野