練習量や経験年数が増えれば増えるほどランナーは勝手に速くなるのか?

こんにちは!

日々楽しく走っている星野です。

久々にようやく10km走りました!!

風が強くて、向かい風はしんどく

それでもがんばって走れたかなと思ったんですが、

走り終えてからフォームを確認してみると、

「あれ?脚の動かし方全然違ったじゃん。」

「長い距離と向かい風のせいでフォーム崩してたわ!」

ということに気づき、

夕方になってから2kmほどランニングフォームの確認を行いました。

いつもこのブログを読んでくれているあなたに質問です。

あなたが今、毎月どれくらい走って、

どのくらいランニングの経験(年月)を積まれているのか分かりませんが、

だんだんと自然に走るスピードが速くなってきた!

という方いらっしゃいますか?

ランニングを始めた1年目は、1km6分くらいで走っていたものが、

5年目には知らず知らずと1km4分台で走っていた!

みたいな方っていらっしゃいますか?

僕はそれはあり得ないと思っていますが、

そういう方がいらっしゃればぜひ教えてください。

というのも、

スピードを上げて走るためには

それ相応の「体を動かす技術」が必要になります。

1km6分台で走る場合の体の動かし方と、

1km4分台で走る場合の体の動かし方とでは違うものになります。

すごく当たり前のことを言っているような気がしますが・・・

スピードアップすればするほど腕振りや股関節、

着地に至るまでの体の動きを少しずつ変えていかなくてはなりません。

1km4分台、5分台、6分台、7分台とでは、

走るために意識してもらう技術的な項目が違ってくるんですよね。

で、これを実践するにあたって難しいのが、

長年、同じスピードで走り続ける人が、

ワンランク上のスピードを目的とする場合。

たとえば、これまで6分台で走っていた人が、

5分台で走ろうとする場合、

よりしっかりと地面反力を感じる必要があります。

そのため、

腕振りや脚の動かし方を変えねばなりません。

このように技術的練習が必要になるにも関わらず、

最初に記述したような、

長い距離を走ったがゆえにフォームが元に戻ってしまった。

というようなことが起きたりします。

これまで永く走ってきた体の動きの影響で、

また体の動きが元のスピードのものに戻ってしまう。

体の動きというのは、

これまで無意識で培われてきたものですからね。

自分が目標とするタイム、ペースの

ランニングフォームが構築できなければ、

練習量ばかり増やしても意味がありません。

来年3月に向けて、

僕も走る量や距離を増やしていくのですが、

フォームが元に戻らないよう注意深く走っていこうと思います。

星野