ランニングをより上達させるための本当の筋力トレーニング活用術

おはようございます!

日々楽しく走っている星野です!

これは驚きました!

もしかしたら、

あなたの体にもこういった現象が起こっているのかもしれません。

先日、フルマラソンを何度も走っているお客さんの

片足スクワットの動きをみていると・・・

立ち上がってくる時の股関節がどうも安定しないようにみえました。

そう伝えると、

「実は、和式トイレから立ち上がるのが苦手なんです。」

と教えてくれたんです。

ということは・・・

この「中臀筋」という筋肉の出力がどうやら怪しい

(中臀筋の筋肉の働きが弱い、適切に収縮しない)

ということになり、

写真のような姿勢をとってもらうと・・・

(厳密には写真のポーズから膝を直角に曲げ、膝で支えてもらった)

「昔からこれができない!」

っていうんです。

え!?

「どうやって力を入れたらいいのか?どこを意識すればいいのか?わからない!肩ばかりがつらい!」

っていうんです。

これには本当にびっくりしました。

「お腹を持ち上げるようにして・・・」

とやり方のコツを教えると、

ようやくどこに力を入れて、どこを意識すればよいのか?

わかったようで、肩もつらくなくなり、

写真のポーズはすぐにできるようになったんです。

「家でもやるようにしまーす!!」

と言い、その日は元気よく帰って行かれました。

そのお客さんは、フルマラソンを何度も走っています。

1年、2年ではなく、マラソン歴ももうすぐ10年とかになります。

ですが、これまでどうやら、

「中臀筋」という筋肉の出力が下がったまま、フルマラソンを走っていたようです。

よくそんな状態でフルマラソンが走れるなと。

完走できるのだからそれで良いのかもしれません。

ですが、

何年も、何年も走っているにも関わらず、

毎週、毎週走っているにも関わらず、

これだけランニングという運動を続けているにも関わらず、

使えてない筋肉、眠っている筋肉が存在するのって、凄くないですか?

今はたまーに腰が痛いとおっしゃっているくらいで、

特にこの「中臀筋」が使われていないという影響は、

今のところそれほどない様子。

ですが、これからこの筋肉が使えるようになることで、

走りは必ずさらによくなります!!

だって、

股関節や骨盤の安定筋が1つ使えていなかったわけですから、

より下肢の連動性が高まりますよね。

いやー羨ましいぐらいの伸びしろです!

いくらたくさんの量を走っていようが、

体にはこういうことが起こりうるということです。

常々、ランニングに筋肉はいらないと言っていますが、

こういう時こそは、狙った部位にエクササイズを施し、

眠っている筋肉を目覚めさせ、

ランニング時に働いてくれるようにしなければなりません。

こういった状況であれば、

ランニングにも筋力トレーニングをする意義がありますね。

いかがでしょう?

あなたの体にも眠っている筋肉はありませんか?

これは非常にもったいないことなんですよ。

星野