ランニング上級者になるために絶対に身につけてほしい走り方

こんばんは!

日々楽しく走っている星野です!

半田市では彼岸花が美しく咲き、

本日は「十五夜」で月もキレイです。

すっかり秋になりましたね。

短くはありますが、走るには気持ちのよいシーズンとなりました。

先日、参加した稽古会で購入した書籍に、

「走り」についての記載があったのですが、

これが非常に興味深く、

そして私には大変共感できる内容だったので、

こちらをシェアしたいと思うんです。

長年、武術を通して身体感覚を磨き続けている著者が、

裸足で走り始めることをきっかけに、

新たな”走法”の感覚を得ます。

その重要なポイントをこう伝えています。

===============ここから引用

まず、足の筋肉を極力作動させないようにする事です。

全身の「バウンド」で生じる自然な動力で体を進めたいので、

足が働くと調和が台無しになってしまいます。

「足を出しゃばらせないようにする」というのは

大きなポイントの1つですね。

特に、足裏が地面と接地する瞬間に

「何もしない」でいられるかが、

この走りの質を大きく左右します。

また、「タイミング」も非常に重要ですね。

全身で生じる自然なバウンドに遅れもせず追い越しもせず

「ジャスト」に近付くほど楽にエネルギーを取り出せます。

自分の中の感覚と対話し、

体内に感じるバウンドのリズムを捉え、

着地して撓んだ直後の反発が生じた瞬間に次の足を出す、

という動作を正確に繰り返すと、

どこまでも進んでゆく事ができます。

===============引用ここまで

なかなか自分の感覚を言語化するのは難しいと感じていましたが、

これを読んだとき、

まさにその通りである!!

と感動しました。

そして著者は、

中でも重要なのが、

「脱力感覚」

であると解き、

最小限の筋力で必要な姿勢を作れるほど、

体は高性能な「鞠」あるいは「バネ」と化し、

力んだり、余分な入力があると、

その箇所は不自然に固まりますから、

「鞠」や「バネ」の機能としては当然低下してしまう。

とも説明しています。

私自身ナイキの厚底シューズを履いたことが、

自然な「バウンド」を感じるきっかけになりましたし、

ランニングにおいて、

「筋肉は使わない、脱力をする」

は、そもそも私の走り方の原理とするところです。

やはりこれはランニングをより楽しくするための重要な身体感覚ではないかと思います。

日々のランニングを通じて、

試行錯誤を繰り返し、

「動きの精度を磨く行為」

をあなたにもおこなっていただけたらと思います。

では10月もランニングがんばりましょう!

星野

追伸

この感覚を得るための具体的な1つの練習方法は、

ピッチ180spmで走ってみること

だと考えています。

GPSウォッチをお持ちの方は、

ぜひチャレンジしてみてくださいね。