ランニングフォーム最大の疑問「体幹の使い方」に迫る!

こんにちは!

日々楽しく走っている星野です。

いまだクォーターレースの余韻覚めやらず、

10.5kmを時速15kmほどで駆け抜けた感覚が身体に残る。

フルマラソンならばこれを42.195km

とんでもなく楽しいレースになるに違いない。

これからが楽しみで仕方がない。

これまで多くのランニングスキルを実践してきた。

毎年アップデートされていくランニングフォームにより、

ランナーとして成長に繋がっていることは間違いない。

「フォアフット走法」に3年の歳月をかけ、

自身の習得はもちろん、

人に伝えられるようになってはいる。

ただ自分の中でどうすればいいのか?

という1つの問題点があった。

それが「体幹の意識」である。

「体幹」といってしまうと

広義にも狭義にも意味があり、

どちらかといえば狭義の部分、

つまりは「腹部(インナーユニット)」をどう意識するのか?

ということが自分の中でこれまで正直ハッキリとしていなかった。

最初にランニングを学び出した頃、

現在も青山学院大学駅伝部のフィジカルトレーナーを務めている

中野ジェームズ修一さんより学んでいた。

当時、選手たちは大学生活4年間をかけて、

体幹のインナーユニットを徹底的に鍛え、

レース中も常にインナーユニットを意識し走るということだった。

なるほどなと思いながらも、

そんなことが本当に可能なのだろうか?

それはなかなか大変だろうと疑問符を残しつつ、

その後ランニングスキルの参考としていた

数多くのみやす先生の本を読んでいると、

「走行時にお腹をは膨らませて緩める」

とあった。

たしかにそれのが、呼吸は楽にできそうだな〜と。

一体これはどっちが正解なのだろうか?

はたまた他に答えがあるのだろうか?

とこれも3年以上にも渡り、

自分の中での答えが見つからないことでした。

今回、再度考察するに至ったのは、

「フォアフット走法における上体の前傾」を実践する中で

前傾しっぱなしではなんとなく走りにくいと感じたからだ。

股関節から上体を倒し、

前傾姿勢を作るわけだが、

どうも鼠蹊部への重みが股関節の動きを妨げる気がしてならなかった。

そんな折、ピラティスの先生から「フォローボディ」という体の使い方があることを聞いた。

例として説明してくれたのが、

自転車を漕ぐ時の姿勢だったのだが、

これがランニングにも応用できそうだと思ったし、

ランニングにおける「腹部」の意識は

これが正解なのでは?と直感した。

早速翌日にその腹部への意識を取り入れ走ってみる。

すると股関節上方や鼠蹊部の辺りにスペースができ、

より股関節がラクに回せる感じがする。

上体の前傾、仙骨の前傾は保ったまま、

お腹の下部に壁ができた感じ。

やはりそう考えるとお腹を出っ張らせたまま走る。

ということは少々違和感があり、

なにかしら腹圧をコントロールする必要はありそう。

今回私が「フォローボディ」というヒントを得て、

たどり着いた「腹部(インナーユニット)」の答えは、

骨盤底筋群をやや締める意識を持つということ

そうすると下部体幹が安定し、腹圧が安定。

それは腰椎や股関節の安定にも繋がる。

今シーズンはこの腹部の感覚で

とりあえずはランニングフォームを進めていこうと思う。

まずはこれが僕の中での今のところの正解。

試しにやってみて、

また違うようだったり、進展があれば報告します。

星野

追伸

僕の感覚で言えば、

骨盤底筋群から介入し、

腹横筋までを強く締めてしまうと、

横隔膜の動きが制限され、呼吸がしにくい感じがある。

骨盤底筋群をほんとに軽〜く締め、

体幹下部のみにやや安定感を出す感じ。

それを走ってる時は常にキープする。

これで次回のフルマラソンがどんな結果になるのか?

楽しみですね。