私がお勧めする「フォアフット走法」のポイント

「フォアフット走法」最新情報はこちらから(2022年11月1日更新)

こんにちは! 日々楽しく走っている星野です! 2022年もようやく涼しくなり、 マラソンシーズン突入となり...

こんにちは!

日々楽しく走っている星野です!

前回の続きになります。

フォアフット走法の概要をお伝えします。

【フォアフット走法概要】

1、誰でも習得できるランニングフォームである

2、走るスピードが重要である

3、一般ランナーは慣れない走り方である

1、誰でも習得できるランニングフォームである

ケニアやエチオピアといった世界のトップランナーや、

オリンピック日本代表選手のランニングフォームですから、

私たち一般人にはできないのでは?

と思いますよね?

僕も最初、特別なものだと思っていました。

選ばれた人間にしかできない走りなのかなと。

脚の長さや骨格の違いなど、

そういったことも大きく影響するのでは?

確かに骨格上の有利不利はありますよねー

でも驚くかもしれませんが、

「フォアフット走法」は、

センスや才能、運動神経ではなく「技術」です。

ですから、

あなたも絶対に「フォアフット」できるようになります。

そもそも小学生とか中学生とか

その頃から長距離が特別速かった選手は、

きっと自然に身についていたフォームなのかもしれませんが、

大人になってからでも、

60歳になってからでも、

走るのが嫌いだった人でも、

誰でも習得できます。

だって「技術」ですから。

2、走るスピードが重要である

世界や日本のトップランナーが使用する

「フォアフット走法」ですから、

そのフォームを安定させるにはスピードが重要になります。

こちらの図にもありますが、

「フォアフット走法」を成立させるには、

まず最低ラインとして、

km/6.00分ペースよりも速く走れることです。

上記の図は、それぞれの走法と

足への負担のかかり方の違いをみているのですが

フォアフット走法はスピードが上がっても、

足への負担は遅いスピードの時とほぼ変わらないんです。

速ければ速くなるほど、

他のフォームは足への負担が大きくなります。

これは僕の印象ですが、

km/4.15分ペース以上が

一番フォアフット走法の優位性を実感することができます。

km/5、6分台ですと、

フォアフット走法のメリットがあまり感じられません。

3、一般ランナーは慣れない走り方である

「よーし!じゃあとりあえず走ってみてー!」

で絶対に「フォアフット走法」にはなりません。

まぁ当たり前のことなんですが、

フォアフット走法の体の動かし方の概念が

最初は全く体に存在しないからです。

「フォアフット走法」=つま先で着地する

と捉えがちなんですが、

どちらかというと、

つま先でしか着地できないような走り方である

という感じです。

僕たち一般市民ランナーからしたら

とっても新鮮な走り方になります。

その分、体が前に速く進んでいく感覚はありますが、

普段使わない筋肉を使うため、

負荷や負担は大きいものとなります。

ケニアやエチオピアの選手たちが、

小さい頃から当たり前のようにしている走り方なんですが、

やはりそれだけの年月をかけているからこそ、

速く走れたり、

怪我がなかったり、

要は、長い年月をかけて習得した走法だということです。

なので、これは残念な報告なんですが、

「直ぐに誰でも習得できる!!」

というわけではありません。

僕もコツを掴むのに、

3ヶ月かかりましたし、

未だ発展途上、

今シーズンじっくり試したい代物です。

ですが、正しく練習すれば、

あなたもできるようになるのが「フォアフット走法」です。

もし興味があればぜひチャレンジしてね!

星野

追伸

「フォアフット走法」の細かい技術については、

以前も紹介しました、こちらの本によくよく解説されています。

本文の図もこちらからお借りしました。

ぜひ参考にしてください。