フルマラソンを優勝するのに腹筋トレーニングをする必要はない

こんにちは!

日々楽しく走っている星野です。

ハーフマラソンから1週間。

昨日は雪の降る中、

5kmほどですが1週間ぶりに

ランニングしました。

一番雪が降るタイミングに走っていたので、

周りから見れば、

「あいつ走るの大好きか!?」

と思われていたでしょうね。笑

「あー大好きさ!!」

そんな昨日の日曜日、

大阪では、

「大阪国際女子マラソン2018」

がありましたね。

ニュースで結果を見ただけですが、

日本人が初マラソンで初優勝だなんて

すごいじゃないですか!!!

こういうの日本人で久々ですね!!

”浪速の腹筋娘”松田瑞生選手?

確かに腹筋はバキバキですね!

カッコいいですね!

なんでも毎日3000回

腹筋をやっているそうですから、

見事に割れてるわけですね。

ここで情報の受け取り方を間違えてしまうと、

とんでもないことになります・・・

あなたはもちろんわかっていると思いますが、

「腹筋がバキバキ」=「マラソン優勝」

とはなりませんからね。

勘違いしてもらいたくないのですが、

腹筋(腹直筋)が鍛えられているから

長距離走が速い。

というのは全く関係がありません。

なぜなら鍛えすぎた

アウターマッスルは、エネルギーを消費し、

体力を奪っていくからです。

腹筋を鍛える必要はあります。

ですが我々一般ランナーにとって

「腹直筋」を鍛える必要はありません。

腹筋群はこのように3層構造となっており、

一番表層にある「腹直筋」というのは、

ランニング動作にさほど関係なく、

板チョコのように

6つに割れてかっこいいんですが、

それよりもその深層にある、

「腹斜筋」や「腹横筋」

を鍛えることの方が重要です。

体の表面にある

大きな筋肉の出力が高くなると

エネルギーを使いすぎて、

長い距離が走れなくなります。

100M走のような短距離選手の体と

長距離選手の体を見比べればわかる通り、

マラソンランナーはとっても細いですよね。

大きな筋肉は必要ないんです。

それよりも、

・省エネな体

・省エネな使い方

・省エネなフォーム

を手に入れることが必要です。

僕が「省エネフォーム」

を推奨するのにはこういった理由があるんですね。

語弊があってはいけませんが、

歩いたり、走ったりすることに

筋肉は必要ありません。

表層の筋肉は必要ありません

といった方が正しいかもしれません。

次回から、

「省エネフォーム」とは

どんなフォームのことなのか?

それをお伝えしていきたいと思います。

星野

追伸

こういった若くて元気なランナーが出てくると

女子長距離界が、がぜん盛り上がりますね!

故障なく、

順調に力をつけていって欲しいです。