こんにちは!
日々楽しく走っている星野です!
右の股関節の状態も上がり、
久々に大会へもエントリー!しかもトレラン!
俄然やる気がでてきましたよ〜
今「呼吸の仕方」を研究しているんですけど、
あなたはランニング中どのように呼吸をしていますか?
あんまり気にしてないですかね?
昨年から、
他の方にも呼吸を試してもらっているんですが、
まだまだ模索中ですと前置きをしながら、
一部経過報告をしていきたいと思うのです。
そもそも私が呼吸を研究するきっかけは、
「鼻呼吸」が大切だよと聞いたことからです。
鼻呼吸?苦しくない?が事の発端。
月日を経て試していくと、
どうやら「鼻呼吸」の有用性はありそうだ。
僕の言う「鼻呼吸」というのは、
鼻から吸って、鼻から吐く
です。
口は一切使わない。
走っている時はずっと口を閉じている。
やっていただくとわかると思いますが、
結構苦しいですよね。
鼻だけの呼吸ってね。
しかも鼻水がすごい出るんでね。笑
なんか慣れないんですよね。
でも3ヶ月くらいやってると慣れるんですけど、
それに伴いちょっとした変化が出てきているんです。
数値と照らし合わせての感覚として、
ペースが上がっても、心拍数の上がり幅が少ない。
安静時心拍数が52〜53くらいでしたが、
半年後に48〜50くらいになっていた。
ランニングのメンバーからも、
「鼻呼吸の方が、翌日の体の疲労感が減った。」
というような主観的な感想もいただいています。
なぜこのような効果が出るのか?
というのは科学的にも証明されていて、
「ボーア効果」というものがあります。
ボーアさんの言葉を借りれば、
「血中の二酸化炭素の圧力は、体内の呼吸代謝において重要な役割を果たしている。適正な量の二酸化炭素を使えば、人間の肉体はより効果的に酸素を活用できるようになる。」
効率的な呼吸代謝をおこなうためには体内の二酸化炭素が重要で、
鼻呼吸での少ない呼吸、軽い呼吸が二酸化炭素を保つためには有効だということ
この辺りの説明はいつも難しいので、
興味ある方はこちらを参考にしてほしい。
で、さらに、
鼻呼吸ってリズムが難しいな〜
と思いながら練習してたんですが、
ベストなリズムは、
3回吸って、3回吐くというリズムが僕はいいんじゃないかと。
これは鼻呼吸をチャレンジしている人に
ぜひ一緒に試してもらいたい案件です。
「3回ずつのリズムがいい」としての根拠は、
地面反力をもらうための適切なテンポとして、
180bpm(spm)というリズムがあります。
これは1秒間に3歩というリズムです。
この3歩に合わせて呼吸のリズムをとる
というやり方が一番スムーズなんじゃないかと。
まだまだこれは練習中ですが、
一番理にかなった呼吸の仕方かな?
という現段階での気づきです。
なんにせよ、
呼吸の仕方によって、ランニングのパフォーマンスがどうやら変わりそうだ。
ということははっきりと伝えておきたいと思います。
ランニング1年目は「ランニングフォームの習得」
ランニング2年目は「呼吸の仕方を習得」
という流れで取り組んでもらえるとより効率が良いかと。
ぜひランニングの呼吸法も練習してみてくださいね。
星野